ダイドーリミテッドで痛い目を見たのに、同じ失敗を繰り返してしまいました😅 今度はFPG(エフピージー)という銘柄で再び含み損を抱えることに。「同じ失敗は二度としない」と言いながら同じ罠にハマる——そんなリアルな体験と、個別株の「裏側」を知ることの大切さを正直に書きます。
ダイドーの次にFPGでも同じ失敗——繰り返してしまった罠
FPG(エフピージー)とはどんな会社?
FPG(エフピージー、証券コード:7148)は、航空機・船舶・コンテナなどを活用した「オペレーティングリース」組成・販売を主な事業とする企業です。企業向けに節税効果のある金融商品を提供することで、高い利益率を誇る企業として知られていました。
私がFPGに目をつけたきっかけも、やはり「配当利回り」でした。当時は利回りが4〜5%程度と高く、ダイドーの失敗から「少しは調べてから買おう」と思いつつも、結局は利回りの高さに引き寄せられてしまいました。
企業が航空機・船舶などを購入し、リース料として回収する金融スキームです。FPGはこの仕組みを活用した商品を企業に販売することで収益を得ていました。景気・航空需要・為替に影響を受けやすいビジネスモデルです。
購入後に知った「業界特有のリスク」
FPGの株を購入してから、改めて事業内容を詳しく調べてみました。すると、前回のダイドーとは違う意味での「リスク」が見えてきました。
オペレーティングリース事業は、航空機の需要や航空業界の景気に大きく左右されます。コロナ禍での航空需要の激減が業績に影響したことも、調べてわかりました(後からですが…)。
また、FPGのビジネスモデルは複雑で、「組成販売」という形が主な収益源であるため、新しい案件(ファンド組成)が継続的にないと売上が伸びにくいという特性もあります。
「買ってから調べる」ではなく「買う前に深く調べる」——頭ではわかっていたのに、またやってしまいました。
- 事業モデルのリスク:特定の業界・景気サイクルに依存したビジネスか
- 競合・業界動向:業界全体が縮小・変化していないか
- 財務の健全性:負債比率・キャッシュフローの状況
- 配当の持続性:利益から配当が賄えているか(配当性向の確認)
- 経営者・ガバナンス:不祥事リスク・経営方針の透明性
個別株投資では5つの視点から分析することが重要
2度の失敗から気づいた「個別株の裏側」を知る大切さ
ダイドーとFPG、2度の失敗を通じて気づいたことがあります。それは「個別株には必ず裏側(リスク)がある」ということです。
どんなに高い利回りでも、どんなに有名な企業でも、株価の裏側には必ずビジネスモデルのリスク・業界動向・財務の問題が潜んでいます。それを理解せずに買うのは、「中身を見ずにプレゼントを買う」ようなものです。
個別株投資は、企業を「オーナーとして買う」という行為です。その企業が何をして、どうやって稼いで、なぜ配当が出せるのかを理解することが、最低限必要な知識です。
- 企業のIRページを見る:決算短信・有価証券報告書に業績・財務が記載
- 証券会社の銘柄情報を活用:SBI証券・楽天証券などで業績推移・財務データを確認
- 配当金ドットコムなどの情報サイト:増配・減配の履歴を確認できる
- 業界ニュースを検索:その業界が今後どうなるかを把握する
- 決算説明会資料を読む:経営陣が今後の見通しについてどう話しているかを確認
今後の個別株との付き合い方——「少額・分散・分析」の3原則
2度の失敗を経て、個別株への向き合い方を根本から見直しました。
- 少額で試す:1銘柄への投資額を全体資産の5%以内に制限
- 分散する:1つの業界・テーマに偏らず、複数のセクターに分ける
- 分析してから買う:業績・財務・配当・業界を必ず確認してから購入を決める
「コア・サテライト戦略」の考え方を取り入れ、個別株はあくまでポートフォリオの一部(サテライト)として位置づけることにしました。メインはS&P500インデックスへの積立——この軸をブラさないことが、失敗の影響を最小化する鍵です。
📝 この記事のまとめ
- FPGでも利回りに釣られた失敗——ダイドーと同じ過ちを繰り返した
- オペレーティングリース事業は業界特有のリスクがあることを後から知った
- 個別株には必ず「裏側(リスク)」がある——理解せずに買うのは危険
- 業績・財務・配当・業界・バリュエーションの5つの視点で分析することが大切
- 個別株は「少額・分散・分析」の3原則で向き合う
本記事は情報提供のみを目的としており、特定の金融商品・サービスへの投資を推奨・勧誘するものではありません。投資には元本割れを含む損失リスクが伴い、過去の実績は将来の運用成果を保証するものではありません。掲載情報の正確性には十分注意しておりますが、内容の完全性・最新性は保証できません。最終的な投資判断はご自身の責任において行ってください。資産運用に関しては、ファイナンシャルプランナー等の専門家へのご相談もご検討ください。
心理的バイアスは誰にでもあります。大切なのは「自分はバイアスに影響される」と認識した上で、「感情ではなくルール(基準)で投資判断する」という習慣を作ることです。
今の私は「買う前にチェックリストで5点確認」というルールを設けています。感情が先走りそうになったとき、このルールが「ちょっと待て」のブレーキになってくれています。
失敗から立ち直るための考え方——「授業料」と割り切る
2度の個別株失敗で含み損を抱えた私ですが、精神的に立ち直れた理由があります。それは「これは授業料だ」という考え方です。
失った金額は確かに痛い。でも、この経験があったからこそ「利回りだけで株を買ってはいけない」「業界リスクを調べることの重要性」「個別株は難しい」という学びが得られました。本を読むだけでは得られない、リアルな体験から来る知識です。
そして、これらの失敗があったからこそ「コア・サテライト戦略」に辿り着き、S&P500インデックスをメインにするという安定した投資スタイルが確立されました。失敗は無駄ではなかった——そう思えるようになっています。
- 高利回りの罠を体感で理解できた
- 業界リスク・ビジネスモデル分析の重要性を知った
- 「コア・サテライト戦略」という考え方に辿り着いた
- インデックス投資の安定性の価値を再認識できた
- 次の投資判断に使える「チェックリスト」が生まれた
これから個別株投資に挑戦しようとしている方へ——ぜひ私の失敗談を参考にして、「利回りだけで選ばない」「裏側を必ず確認する」という原則を胸に刻んでおいてください。失敗は財産ですが、できれば他人の失敗から学んでほしいと思っています。


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