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【暴落が怖い方へ】すぐ戻った暴落も、34年戻らなかった暴落も。それでも私が「人間の未来」に積立を続ける理由

暴落でも信念を持って長期投資を続けるサラリーマンのイラスト 投資の始め方

株価が大きく下がるニュースを見ると、自分の資産がどうなるのか不安になります。私も、買った個別株が大きく下がったときは、落ち着いていられませんでした。この記事では、過去の暴落で実際に何が起きたのか(すぐ戻った例も、何十年も戻らなかった例も)を確認したうえで、それでも私が株式の積立を続けている理由を書きます。

この記事について

  • 2026年10月に、実際の記録と、断定しない表現に合わせて書き直しました
  • 以前の版の「いずれの暴落も数年後には回復・更新」「過去の暴落もすべて回復している」は、言い切れない内容だったため改めました
  • 「含み損が数万円に達した月も積立を続けた」など、記録で確認できない体験は削除しました

私の状況:投資信託は自動の積立、個別株では慌てて売買した

まず、私自身のことを正直に書いておきます。

  • 2023年に旧つみたてNISAで5本の投資信託を買い、2026年10月時点もそのまま持っています
  • 2026年4月8日以降、新NISAで新しく買うのはS&P500のインデックスファンド1本。クレジットカードで毎月自動で積み立てています
  • 2026年1月〜7月の取引履歴を見ると、投資信託を売った記録は1件もありません

一方で、2026年2月に初めて買った高配当株は、買値から約4割下がったところで、買い直しと売却を何度も繰り返してしまいました。そのときの数字は半年後の答え合わせ記事にまとめています。

「下がったときに冷静でいられる」と言える自信は、私にはありません。だからこそ、自分で判断しなくても続く仕組みに頼っています。

過去の暴落では何が起きたか

暴落の原因は、景気の悪化、金融危機、感染症など、そのときどきで違います。事前に当てるのは難しく、どれだけ慎重に投資していても、避けきれないものだと考えています。

出来事指数高値からの下落高値を取り戻した時期
ITバブル崩壊(2000〜2002年)NASDAQ総合指数約78%2015年(約15年後)
リーマンショック(2007〜2009年)S&P500約57%2013年(約5年半後)
コロナショック(2020年2〜3月)S&P500約34%2020年8月(約半年後)
バブル崩壊(1990年〜)日経平均株価約82%(2009年の安値まで)2024年2月(1989年末の高値から約34年後)

※いずれも配当を含まない株価指数の終値で、ざっくりの目安です。

この表から分かること

  • 半年ほどで戻った暴落もあれば、高値を取り戻すまで15年、34年かかった例もある
  • 「長く持てば必ず戻る」とは言い切れない。どの国・どの指数に、いつ投資したかで結果は大きく変わる
  • 一度にまとめて高値で買った場合と、毎月少しずつ買い続けた場合でも、結果は違ってくる
暴落から高値を取り戻すまでの年数。コロナショックは約半年、リーマンショックは約5年半、ITバブル崩壊は約15年、日本のバブル崩壊は約34年
上の表を図にしたものです。半年で戻った例も、34年かかった例もあります

暴落のときに売ると、何が起きるか

値下がりしているときに売ると、そこで損が確定します。その後に値段が戻っても、売った分はその恩恵を受けられません。かといって、「底で買い直す」タイミングを当てるのは、とても難しいことです。

もちろん、「売らなければ損ではない」とも言い切れません。持ち続けている間も、評価額が下がっていることに変わりはないからです。大事なのは、下がったときにどうするかを、下がる前に決めておくことだと考えています。

それでも私が積立を続ける理由:人間の未来に期待しているから

私がインデックスファンドの積立を続けているのは、「人は長い目で見れば、新しい技術や仕事を生み出して、経済を大きくしていくのではないか」と考えているからです。インデックスファンドは、たくさんの企業にまとめて投資するしくみなので、その成長を広く受け取ることを期待できます。

ただし、これは私の考え方であって、将来を保証するものではありません。上の表のとおり、長く戻らない時期もありえます。その可能性も含めて、「この金額なら、長く持ち続けられる」と思える範囲で投資する、というのが今の私の方針です。

毎月同じ金額を買う「積立」のしくみ

毎月決まった金額で買い続けると、値段が安いときには多くの口数を、高いときには少ない口数を買うことになります(ドルコスト平均法)。

例:毎月1万円ずつ、3か月買った場合

  • 1か月目:1口1,000円 → 10口
  • 2か月目:1口500円(大きく下落) → 20口
  • 3か月目:1口800円 → 12.5口

合計3万円で42.5口。3か月目の値段(800円)で計算すると評価額は3万4千円で、最初の値段(1,000円)まで戻っていなくてもプラスになります。

※ただし、値段が下がり続ければ損は広がります。積立も、損をしない方法ではありません。

よくある不安について、私の考え

「今が底かどうか、どうやって判断するの?」

私には分かりません。分からないので、底を当てようとはせず、毎月自動で買う形にしています。

「暴落中は積立を止めたほうがいい?」

止めるかどうかは、家計の状況次第だと思います。生活費が足りなくなりそうなら、積立額を減らしたり止めたりするのは自然な判断です。私の場合は、毎月のクレジットカード積立をそのまま続ける設定にしています。

「怖さはなくなる?」

正直、なくならないと思います。私も個別株が下がったときは慌てました。怖さを消すより、怖くても続く仕組みを先に作っておく。今はそう考えています。

📝 まとめ

  • 過去の暴落には、半年で戻った例も、高値を取り戻すまで15年・34年かかった例もある。「必ず回復」とは言えない
  • 下がったときに売ると損が確定する。どうするかは、下がる前に決めておく
  • 私は「人間の未来(経済の成長)」に期待して、S&P500のインデックスファンドを毎月自動で積み立てている
  • 自分の判断で売買した個別株では、下落時に慌てて売買してしまった。だから仕組みに頼っている

⚠️ 免責事項・投資に関するご注意

本記事は筆者個人の記録と考えをまとめたもので、特定の金融商品への投資を勧めるものではありません。過去の株価の動きは、将来の値動きを示すものではありません。投資には元本割れを含む損失のリスクがあります。記載の内容は記事執筆時点(2026年10月)のものです。最終的な投資判断はご自身の責任でお願いします。

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