「インデックスファンドを中心(コア)に、個別株は少しだけ(サテライト)」。コア・サテライト戦略は、投資の本やブログでよく紹介される考え方です。私も以前この記事で「コアが約75%」と書きました。ところが、2026年10月1日時点のSBI証券の口座を実際に計算してみると、株式(ほとんどが日本の個別株)が約55%。コアよりサテライトの方が大きい状態でした。この記事では、その数字を正直に出したうえで、これからどう戻していくかを書きます。
この記事について
- 2026年3月に書いた同じテーマの記事を、実際の口座の数字に合わせて書き直しました
- 以前の版の「コア約75%」「1銘柄は5%以内」は、実際の口座の数字と合っていませんでした。お詫びして訂正します
- 数字の出どころ:SBI証券「保有証券」(2026年10月1日時点の評価額)
- 個別の銘柄名・株数は伏せます(金額と割合だけ載せます)
コア・サテライト戦略とは
コア・サテライト戦略は、資産を2つに分けて考える方法です。
- コア(中心):長く持ち続ける部分。低コストのインデックスファンドなど、値動きが比較的おだやかで、売買の判断をあまりしなくてよいもの
- サテライト(衛星):コアの周りに少しだけ置く部分。個別株・高配当株・テーマ型のファンドなど、値動きが大きく、自分で判断する場面が多いもの
コアを全体の大部分(説明によっては7割程度など)にしておけば、サテライトで失敗しても全体へのダメージは小さく済む、という考え方です。何%にするかに決まった正解はなく、自分で決めるものです。
私の口座の実際:株式が約55%
SBI証券口座の内訳(2026年10月1日時点・評価額ベース)
- 評価額の合計:約616万円
- 株式(ほとんどが日本の個別株):約340万円(約55%)
- 投資信託:約276万円(約45%)。そのうち約4分の3がS&P500のファンド
- いちばん大きい1銘柄:約111万円(約18%)
※SBI証券の口座だけの数字です。iDeCo・企業型DC・預金などは含みません。
※個別株はすべて特定口座、投資信託は主にNISA(旧つみたてNISA・新NISA)で持っています。

コア・サテライトの考え方に当てはめると、コア(投資信託)よりサテライト(個別株)の方が大きい状態です。しかも1つの銘柄だけで口座の約18%を占めています。これは「サテライトは少しだけ」とは言えません。
なぜこうなったのか
取引の記録を見返すと、理由は大きく2つありました。
① 2026年2月から、個別株を買い進めた
2026年2月16日に初めて個別株を買ってから、その後も銘柄数が増え、10月1日時点では株式・REITなどを合わせて40銘柄を持っています。高配当株のように、下がったところで買い増したり、買い直したりした銘柄もあります。その間、「個別株は口座の何%まで」という上限は決めていませんでした。
② 1つの銘柄が値上がりして、大きくなった
口座の約18%を占めている銘柄は、買ったときより値上がりしています。値上がり自体はうれしいことですが、そのぶん口座の中での比率も大きくなりました。比率は「買った金額」だけでなく、値動きでも変わります。
個別株の中には、うまくいかなかったものもあります。高配当株2つの失敗は、それぞれ記事にしています。
これからの方針:売らずに、積立で比率を戻していく
比率を戻す方法としては、個別株を売って減らすやり方もあります。ただ、売れば損益が確定し、特定口座なので利益が出ている銘柄には税金もかかります。そこで私は、個別株を慌てて売るのではなく、S&P500の積立を続けて、投資信託の側を増やしていくことにしました。
新NISAでは、2026年4月8日以降、S&P500のインデックスファンド1本をクレジットカード積立で毎月買っています。この積立を続けることで、少しずつコアの比率を上げていきます。
どれくらい時間がかかるか(ざっくり試算)
条件:株価・基準価額が10月1日時点から変わらず、個別株を新しく買い足さず、毎月10万円ずつ投資信託を積み立てた場合
- 投資信託が株式を上回る(コアが50%を超える)まで:約7か月
- コアが約70%になるまで:約4年4か月
実際には値動きがあるので、この通りにはなりません。それでも、「積立だけで比率を戻すには、思ったより時間がかかる」ことは分かりました。

数字を出してみて分かったこと
① 「だいたいこのくらい」の感覚は、当てにならない
以前の版に書いた「コア約75%」は、実際の口座の数字とは合っていませんでした。証券会社の保有画面から評価額を足し算するだけで、実態はすぐに分かります。比率の話をするときは、まず数字を出すことにしました。
② 比率は、口座の全部をまとめて見ないと分からない
NISAの画面だけを見ると、S&P500の積立が増えていて「インデックス中心」に見えます。特定口座の個別株まで合わせて計算すると、偏りがはっきりします。
③ 目標の比率は、数字で決めておく
「サテライトは少し」という言葉だけでは、どこまでが少しなのかが分かりません。コアとサテライトの比率と、1銘柄の上限を数字で決めておくことが、次にやるべきことだと考えています。
この比率は、高配当株の答え合わせと同じように、半年に1回くらいのペースで確認して、このブログで報告していく予定です。
📝 まとめ
- コア・サテライト戦略は、インデックス(コア)を中心に、個別株(サテライト)を少しだけ持つ考え方
- 2026年10月1日時点、私のSBI証券口座は株式が約55%・1銘柄で約18%。コアよりサテライトの方が大きい
- 以前の版に書いた「コア約75%」「1銘柄5%以内」は、実際の数字と合っていなかった
- 個別株を慌てて売るのではなく、S&P500の積立を続けて比率を戻していく
- 積立だけで比率を戻すには時間がかかる。目標の比率は数字で決めておく
⚠️ 免責事項・投資に関するご注意
本記事は筆者個人の資産状況と考え方をまとめたもので、特定の銘柄や金融商品、投資手法を勧めるものではありません。記載の金額・割合・試算は2026年10月1日時点の評価額をもとにしたもので、実際の値動きによって変わります。投資には元本割れを含む損失のリスクがあります。最終的な投資判断はご自身の責任でお願いします。


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